- 01 流星のサドル
- 02 星空のディスタンス
- 03 輝きながら...
- 04 三日月
- 05 CLOUDY HEART
- 06 青空
- 07 青春のリグレット
- 08 私はピアノ
- 09 Forget-me-not
- 10 フライングゲット
- 11 M
- 12 Tomorrow never knows
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01流星のサドル (久保田利伸 / 1986年)
この曲は、かなりハードル高かったね。久保田さんはR&Bシンガーで、僕はロックシンガーでもあるんで、そもそもの基盤が違うというのもあるから、久保田さんみたいには絶対なんないでしょ! っていうプレッシャーがあったけど、そこは僕らしく唄わせて頂きました。しかし、改めてハイレベルな楽曲やなと思いましたね。
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02星空のディスタンス (THE ALFEE / 1984年)
THE ALFEEって、他にもいっぱいカッコイイ曲があるんやけど、僕の中では“THE ALFEEといえば「星空のディスタンス」でしょ!”っていうのがあって。最初にもらったアレンジデモにはイントロの印象的なフレーズが入ってなかったんですが、やっぱりそこは必須かなと思って入れてもらったので、そこで“キタッ!”と思ってもらえたら嬉しいです(笑)!
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03輝きながら… (徳永 英明 / 1985年)
僕ね、インディーズの時、ライヴハウスでライヴしてた頃、アンケートに、“徳永さんの声に似てる”って、書かれてたことがあってん。まぁ、それで選曲したというわけではないんやけど(笑)。僕の中では、徳永さんと言えばこの曲、というところで選曲させて頂きました。
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04三日月 (絢香 / 2006年)
この曲は、すごく最近の曲としてとらえてる曲なんやけど、この曲がよく流れてた頃に聴いて、純粋にいい曲やなと思っていたこともあり、今回、“ちょっと新しい時代の曲も唄ってみようか”ってことになって唄ってみました。やっぱり2000年になると、J-POP感が強くなってオシャレになってるなって思うね。
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05CLOUDY HEART (BOØWY / 1985年)
BOØWY様の曲です。BOØWYといえば、僕がバンドを始めるきっかけを作ってくれたバンドなので、どの曲も思い入れがあるんです。僕の中でBOØWYといえば「NO. NEW YORK」なんですが、今回は「CLOUDY HEART」を唄ってみました。「INCUBUS」のレクリエーショントラックに収録した時は、“LAST GIGS” というライブ盤の完コピを目指したんで歓声とかも入ってたけど、今回はアルバムなんで聴きやすいように抜いてます。
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06青空 (THE BLUE HEARTS / 1988年)
当時聴いたとき、まず歌詞が刺さったね。THE BLUE HEARTSって社会風刺的なことを唄っていたバンドでもあったでしょ。昔からあんまり歌詞は気にして聴いてなかったし、青臭い歌詞は好きではなかったんやけど、この曲の歌詞は、歴史好きな俺としては心を掴まれましたね。是非、歌詞の意味を噛み締めてもらいたいですね。
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07青春のリグレット (松任谷 由実 / 1985年)
「卒業」とか「中央フリーウェイ」という“ベタにユーミンな楽曲”を選曲せずに、敢えての選曲です。スタッフからも、僕の声に合うんじゃないか? ってオススメしてもらったということもあり、唄わせてもらいました。実際唄ってみたところ、だんだんとキーが高くなり、ご本人よりも半音高くなってしまいました(笑)。
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08私はピアノ (サザンオールスターズ / 1980年)
今作の中では1番古い曲。僕が5歳の頃の曲なんやけど、テレビの歌番組で高田みづえさんが歌っているのを聴いて、記憶に残ってたのもあって、自分から唄いたいって言って唄った曲。だから、オリジナルはサザンオールスターズさんの曲なんやけど、僕の中では高田みづえさんのイメージが強いかな。唄ってみたらとにかく難しかった! めちゃめちゃレンジが広いねん。高田みづえさんって改めて歌うまいなって思った。大好きな曲です。ほんまにいい曲やと思います。
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09Forget-me-not (尾崎 豊 / 1985年)
尾崎豊さんと言えば「I LOVE YOU」か「OH MY LITTLE GIRL」って感じなんやけど、これもユーミンさんの選曲と同じで、敢えて王道を外そうということで、この曲を選曲しました。録音したのは結構前(Project『Shangri-la』が始まる以前)なんやけど、後に「君がいない、あの日から…」のレクリエーショントラックとして収録することになって、“わすれな草”が作用してきたという、すごい必然を感じた1曲でしたね。
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10フライングゲット (AKB48 / 2011年)
これは、もう1曲くらいABCバンドで見せられる曲があってもいいなと思って選曲しました。みんなが知っている曲の方がいいよねってことで、ここはAKB48かなと。ある意味時代の顔となった曲をサウンドメイクする楽しさがあった1曲でしたね。
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11M (プリンセスプリンセス / 1989年)
これもね、ほんまに難しかった。アカペラやから、ベース(唄うパート)とかも全部1人でやってん! 俺、声そんなに低くないから、めっちゃ大変やってん! そこだけは、恥ずかしいので耳をすまさないで下さい(笑)。セカンド、サード、トップ、ベース、全部で4つのパートを重ねてある、360度yasuな1曲です(笑)。
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12Tomorrow never knows (Mr.Children / 1994年)
Mr.Childrenは当時すごく聴いてたけど、この曲を聴いたときは、“これ誰? え? Mr.Childrenちょっと変わった?”って思った1曲やったね。すごくコードもオシャレになった気がしたからね。改めてコードが聴き手に描かせる印象を目の当たりにした、本当に素晴しい曲やと思います。個人的にもすごく好きな1曲です。